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データ入力基礎講座
1-5 辞書の設定
日本語変換ソフトの辞書
日本語入力ソフトには変換する単語が予め登録してある『辞書』が設定されています。
例えば、『かおもじ』と入力して変換すると『(*^_^*)』などの顔文字が変換候補に表示されるのは、既に辞書に登録されているからです。
通常入力する日本語は『標準辞書』、単漢字は『単漢字辞書』、自分で単語登録した語彙は『ユーザ辞書』に登録され、その辞書の中から変換候補を呼び出しています。
辞書を設定する
IMEの辞書設定
(1)言語バーのツールアイコンをクリックし、『プロパティ』を選択します。
(2)タブの『辞書/学習』を選択し、必要な辞書をチェックします。
ATOKの辞書設定
(1)言語バーのメニューアイコンをクリックし、『プロパティ(環境設定)』を選択します。
(2)タブの『辞書・学習』を選択し、必要な辞書をチェックします。
辞書を活用する
辞書の中には『郵便番号辞書』といった特定の用途に特化した辞書が用意されています。
日本語入力がオンの時に『630-0142』と郵便番号を入力して変換すると『奈良県生駒市北田原町』というように町名までの住所が変換候補に出るので、名簿データなどを作成する時に大変重宝します。
難しい漢字や難読地名、厄介な京都市の住所も郵便番号さえ分かれば、早く、正確に入力できるようになります。
辞書を追加する
たくさんの専門用語を使う場合、単語登録で対応するとなると大変な作業になってしまいます。
ATOKには医学辞書、建築・土木用語など数多くの法人向け変換用辞書が用意されています。
業種に合わせた辞書を設定し、作業の効率化を図りましょう。
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