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データ入力基礎講座

2. データ入力の基礎

もう1つの基本、入力操作

パソコンを始める上で、特にこれが面倒だ!という事柄を挙げるとすれば、多くの人はキーボード入力を挙げるのではないでしょうか。

とにかくキーの数が多いし、1つのキーに2個も3個も記号や文字が書いてあるし、見るだけで嫌になるわ!という人も中にはいるでしょう。

ただ、この難関さえクリアしてしまえば後がとても楽になります。

キーボード操作が覚束ないと、パソコンに対する苦手意識がいつまで経っても消えません。早いうちに慣れてしまいましょう。

 

 

ローマ字で日本語を入力する

キーボード入力で最初に躓くのは、実はローマ字入力なのではないでしょうか。

かな入力もあるのに、なぜローマ字入力が推奨されているのかというと、かな文字が約50字に対し、ローマ字は26字と半分程度だからです。

必然的に覚えるキーが少なくなり、指を動かす範囲も狭くて済みます。

 

 

基本的なローマ字変換

ローマ字は訓令式で入力します。一部ヘボン式(「し = shi」や「ふ = fu」の様なラテン語を意識した方式)も使えますが、同じ法則で覚える方が入力しやすいかと思います。

清音、濁点と半濁点、小さい文字(小書き文字)の打ち方は下記の表を参考にして下さい。

清音
a i u e o
ka ki ku ke ko
sa si
shi
su se so
ta ti
chi
tu
tsu
te to
na ni nu ne no
ha hi hu
fu
he ho
ma mi mu me mo
ya yu yo
wa wo nn
濁点と半濁点
ga gi gu ge go
za zi
ji
zu ze zo
da di du de do
ba bi bu be bo
pa pi pu pe po
vu
小さい文字(小書き文字)
ltu
xtu
lya
xya
lyu
xyu
lyo
xyo
la
xa
li
xi
lu
xu
le
xe
lo
xo

小さい「っ」はローマ字の子音を2回続けて打つ方法もあります。

例:「motto」→「もっと」

 

拗音のローマ字変換

小さい文字の打ち方を覚えていれば文章は書けますが、拗音の打ち方も覚えておけば一度に使うキーが少なくなるので入力がスムーズになります。

拗音
きゃkya きゅkyu きょkyo
しゃsya
sha
しゅsyu
shu
しょsyo
sho
ちゃtya
cha
ちゅtyu
chu
ちょtyo
cho
にゃnya にゅnyu にょnyo
ひゃhya ひゅhyu ひょhyo
みゃmya みゅmyu みょmyo
りゃrya りゅryu りょryo
ぎゃgya ぎゅgyu ぎょgyo
じゃzya
ja
じゅzyu
ju
じょzyo
jo
びゃbya びゅbyu びょbyo
ぴゃpya ぴゅpyu ぴょpyo
外来語の拗音(抜粋)
ファfa フィfi フェfe フォfo
ヴァva ヴィvi ヴェve ヴォvo
ウィwi ウェwe ウォulo
uxo
ティthi ディdhi シェsye
she
ジェzye
je
ツィtsi チェtye
che
ドゥdwu

 

 

次は、2-1 タッチタイピング

 

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