データシートを作る

Excelフォーム編データシートを作る

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アンケートをデータ化する

アンケートをデータ化する

アンケートをとった後はデータ化して集計という作業が待っています。

紙面アンケートは自分で入力する必要がありますが、Excelファイルの場合はコントロールフォームとリンクしたセルの数値をあらかじめ集計データの形にしておけば、アンケート回収後はデータ部分をコピーして貼り付けるだけなので入力の時間を短縮することができます。

アンケートのデータ列を作る

これまでに紹介したオプションボタン、チェックボックス、自由記述を組み合わせてアンケートを作ったら同じシート内にアンケートの値と連動するデータ列を作成します。

データ列は設問に沿って縦1列になるようにしておくと、動作の確認がしやすくなります。

アンケートと連動するデータ列を作る

データシートを作る

データ列ができたら、次は別のシートに集計用の横1行のデータを作成します。

STEP
データ用のシートにタイトルを付ける場合はアンケートのデータ部分のタイトルをコピーし、貼り付けオプションから『行列を入れ替える』でクリックします。
STEP
データシートにアンケートシートとセル位置を『 =シート名!セル位置 』となるように入力し、オートフィルで式をコピーします。

図では分かりやすいようにデータを入力したままにしています。

STEP
コピーした式に対して、「 Ctrl + H 」キーを押して検索と置換ダイアログを起動し、セル位置の列番号を『 $ 』(ドルマーク)で囲うように置換します。
STEP
置換した式の2行目以降をコピーし、データの2列目に『行列を入れ替える』で貼り付けます。
STEP
コピーした後は不要になったセル(図例ではA3~A16)を削除し、罫線等を整えればデータシートは完成です。

集計用データを取り出す時の処理

ここではアンケート回収後について記載しています。

アンケート回収後はデータをまとめて集計用データを作成します。

回収後のアンケートファイル
STEP
各アンケートのデータシートからデータ部分を行コピーします。

この時、データシートが無い場合はアンケートのシート名の上で右クリックして『再表示』を選択すると非表示になっているシートを表示することができます。

ちなみに、ブックが保護されている状態だと再表示が選択できないので、ブックを保護している場合は先に解除しておきます。

STEP
集計用データを別に用意して、データシートの値を行貼り付けます。

貼り付けのオプションは『値貼付』を選択します。

STEP
各アンケートのデータを1行ずつ貼り付けて集計用データを完成させます。