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データ入力基礎講座
8-5 単数回答のクロス集計
クロス集計とは
クロス集計とは、2つ以上の要素を掛け合わせて数値を細分化した集計表です。
例えば、男性と女性の来場者の比率を年齢別に知りたい場合に、この2つを掛け合わせた表があるとより詳細な分析ができます。
性別の単純集計と年齢の単純集計を掛け合わせて下記のような表を作成すれば、男女で来場者の年齢に偏りがあることがすぐにわかります。
ピボットテーブルでクロス集計を作る
クロス集計には、まず単純集計を行う必要があります。今回は『8-2 単数回答の集計』と『8-3 数値回答の集計』で作成した性別と年齢のデータを使用します。
(1)性別の単純集計の列ボックスに『年齢』の項目をドラッグします。
(2)列ボックスから[ Σ値 ]を行ボックスにドラッグします。
(3)これでピボットテーブルでのクロス集計表が完成しました。
(4)完成した単純集計は別シートに『値』貼付をしてから、レポートなど用途に合わせて体裁を整えます。
※総計の比率の注意点
クロス集計の縦列(表側)の総計は各属性(例では性別)ごとに横方向の合計になります。
このように単数回答のクロス集計で、横方向の合計が100%になる集計表を『横%表』といいます。