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データ入力基礎講座
5-5 Excel 郵便番号変換ウィザード
郵便番号変換ウィザードを活用する
2021/7/1以降は郵便番号変換ウィザードのダウンロードページが閉鎖されています。
現在は新規で利用できない機能になりますのでご注意ください。
図の例の場合、町名が間違っているのですが、知らない地域の住所から間違いを探すのは難しいことです。
ちなみに、正しくは『北久宝寺町』となります。
郵便番号変換ウィザードは、住所から郵便番号を、または郵便番号から住所を取得する機能です。
この機能を使って住所から郵便番号を取得した時に、正しい番号が取得できなかったら住所間違いと判別できます。
ただし、Excel の初期設定にはない機能なので、まずはアドインをダウンロードして自分で設定する必要があります。
郵便番号変換ウィザードを設定する
(1)最新の郵便番号辞書にアップデートします。必ずMicrosoft IMEの辞書を最新にして下さい。最新の辞書は言語バーの『追加辞書サービス』から『Microsoft 辞書アップデート』を選択すると確認できます。
(2)Microsoftが運営しているウェブサイト『CodePlex』より『郵便番号変換ウィザード』用のファイルをダウンロードします。
現在はサービスが終了しダウンロードページが閉鎖されています。
郵便番号変換ウィザードのダウンロードページ
(3)ダウンロードした圧縮ファイルから『01900f62-c4f4-4e49-9d06-5fe74334ee80』という名前のファイルをコピーします。
コピーするファイルは『releases』フォルダを開いて、『0』フォルダの中にあります。
(4)コピーしたファイルを『C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\Library』に貼り付けます。
『管理者の権限が必要です』とアラートが出た場合は[ 続行 ]ボタンをクリックしてください。
※Excel 2010の場合は『%Program Files%\Microsoft Office\Office14\Library』
Excel 2013の場合は『C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15\Library』
(5)『01900f62-c4f4-4e49-9d06-5fe74334ee80』ファイルの名称を『zipcode7.xla』に変更します。
(6)Excel を起動し、ツールバーの『ファイル』をクリックして、メニューから『オプション』をクリックして『Excel のオプション』を開きます。
(7)オプションの基本設定メニューから『アドイン』を選択し、左下の管理を『Excel アドイン』にして設定ボタンをクリックします。
(8)アドインの画面から『郵便番号変換ウィザード』にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
(9)Excel を保存してから再起動すると、ツールバーの『アドイン』に『ウィザード』が追加されます。
住所から郵便番号を取得する
(1)ツールバーの『アドイン』から『ウィザード』の『郵便番号変換』をクリックします。
(2)『住所から郵便番号を生成する』を選択して次へボタンをクリックします。
(3)『住所データのセル範囲』と『郵便番号を出力するセル範囲』を入力し、書式を選択して次へボタンをクリックします。
(4)エラーがある場合にメッセージを表示する時は表示用のセルを設定し、完了ボタンをクリックします。
(5)郵便番号の取得が終わりました。エラーメッセージがある場合は入力元のデータや、日本郵便の郵便番号検索で住所を確認して修正しましょう。
次は、5-6 入力に便利な関数